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耳の短いウサギの話 その12 (ミャンマー編) [耳の短いウサギシリーズ]

ある山に一匹だけ耳の短いウサギがいました。
本当はウサギは鳥のように1羽2羽と数えます。
耳の短いウサギは、ミャンマーという国にやってきました。
ミャンマーには、貧しい人たちがたくさん住んでいるので、子供たちも学校に行けず、働いてお父さんお母さん、兄弟たちの面倒を見ていました。そんな話を聞いた耳の短いウサギは、子供たちを元気づけようと張り切っていました。
ミャンマーの小さな村に着いた耳の短いウサギはさっそく子供たちの家に行ってみました。
すると、幼稚園くらいの子供が赤ちゃんの世話をしていました。
自分もとっても小さいのに、もっと小さい子供のおしめを取り替えたり、ミルクを飲ませたりしていました。
耳の短いウサギは。その子供の前にピョンピョンと跳びだして行きました。そして、得意の耳を伸ばす体操をして見せました。
子供は、はじめびっくりしていましたが、ウサギの体操がおもしろいので、だんだん楽しくなって一緒に踊り始めました。赤ちゃんも楽しそうに体を動かしています。
その様子を見た、他の子供たちもたくさん集まってきました。
耳の短いウサギは、ますます張り切って体操をしました。
いつの間にか、村中の子供たちがウサギと一緒に体操をしていました。
子供たちは、ヘトヘトになるまで体操をしました。さすがの子供たちも疲れたようでしたが、その顔は今までで一番の笑顔でした。
耳の短いウサギは、とっても嬉しい気持ちになりました。そして、「明日もここに来よう。」と思いました。
その夜、仕事から帰ってきたお父さん、お母さん、お兄ちゃん、お姉ちゃんたちは、ちっちゃい子たちが泣きもせずにニコニコしているのが不思議でした。
「今日は子供たち、ずいぶん楽しそうな顔をしていますねぇ。お洗濯もお掃除もとっても上手にしてくれていましたし、とってもよい子でしたよ。」とお母さんが言いました。
それを聞いたお父さんは、「本当だなぁ。なにかいいことでもあったのかな ? 」と言いました。
赤ちゃんの世話をしていた子供は、それを聞いてなんだかくすぐったいような、嬉しいような気持ちになりました。そして、「明日も明後日もウサギが遊びに来てくれたら嬉しいな。」と思いながら、ぐっすりと眠りました。
じゃ、おやすみ。


2012-07-05 21:02  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

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