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耳の短いウサギの話 その7 [耳の短いウサギシリーズ]

ある山に一匹だけ耳の短いウサギがいました。
本当はウサギは鳥のように1羽2羽と数えます。
耳の短いウサギは、最近、リスが飛ぶ練習を頑張って、モモンガに進化したらしい、とか、働きアリの1年生がみんなで楽しそうに空を飛んでいた、といううわさを聞きました。
そこで、「虫や動物はみんな、練習すれば空を飛べるのかもしれない。」と思い、動物たちに飛び方を教える先生になろうと考えました。
そこで、耳を伸ばす体操を念入りにしてから、張り切って森の動物たちに会いに行きました。
最初に出会った動物はウマでした。ウマは野原を優雅に走っていました。
張り切っているウサギは、すぐにウマに近付いていって、耳の伸ばし方を教えました。でも、ウマは「フン。」と鼻で笑っています。
ウサギは、「空を飛ぶことはすばらしいことなんだよ。」と一生懸命説明しましたが、ウマは「何言ってんの。」という顔をしていました。
ウサギはますます張り切って飛び方を教えようとしましたが、ウマは無視して走り出し、ウサギが見ている目の前でペガサスになって天高く飛んでいきました。
耳の短いウサギはびっくり。
「やっぱり、動物はみんな飛べるんだ ! 」とわかりました。
次に出会ったクモも、ウサギが教えなくても、糸を上手に空にのばして、フワリと飛んでいきました。
耳の短いウサギはますます張り切りました。
次にウサギはタヌキに会いました。
ウサギはタヌキに「君も空を飛べるんだよ。」と説明し、耳を伸ばす体操をさせてから、崖の上からジャンプさせました。
でも、タヌキは崖の底に真っ逆さまに落ちていったきりでした。
耳の短いウサギは、すまなそうに山に帰っていきました。
じゃ、おやすみ。

この話の続きは「崖から落ちたタヌキ」「湖に落ちたタヌキ」です。そちらも読んでみてくださいね。

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2012-04-13 09:00  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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