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お父さんの卒業式 [S家の物語シリーズ]

高校生のKちゃんが「明日、学校の卒業式だけど、1年生は休みなんだぁ。」といって喜んでいます。そして、
「お父さん、高校の卒業式なんて覚えていないでしょ ? 」とききました。
お父さんは、「覚えているよ。式のこととかは忘れちゃったけど、あの日はバスで帰ったんだけど、帰りに学校の前のバス停でバスを待っていたら、3年間、友達とも言えない、たぶん話も2回もしていない奴から「じゃあな。」って言われたんだよ。ちょっとびっくりして、お父さんも「おう、元気でな。」って言ったんだけど、それが、お父さんの高校での最後のできごとだったんだな。」
Kちゃんは「へぇ、なんか、それ、いい話だね。」
「うん、今でもはっきり覚えているもんなぁ。声をかけるとか、挨拶するとかって、とっても記憶に残るものなんだな……。あいつも、お父さんと同じ高校に3年間通ったんだなぁ、と思ったら、友達だったとか、よく話したとかは関係ないんだなって思うよ。」とお父さんは続けました。
Kちゃんは、「本当だね、私も勇気を出して誰かに挨拶してみようかな ? 意外と記憶に残ってくれたりするかもしれないね。」と言いました。
じゃ、おやすみ。


2013-03-10 10:02  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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