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スズメのおしゃべり その1 [博士の発明シリーズ]

博士は発明の天才です。
今日も、こんな大発明をしました。

博士の家の庭には、毎朝、たくさんのスズメたちが遊びに来ていました。
スズメがかわいくて仕方がない博士は、スズメの言葉を日本語にしてくれる機械を発明しました。
博士は、早速スズメたちのおしゃべりを聞いてみました。
「2丁目のおばあさん、最近エサをくれなくなったんだよ。病気でもしたのかなぁ ? 心配だなぁ。」
「5丁目の電線で友達が足をケガしたんだ。でも、5丁目の歯医者さんが上手に治してくれたんだよ。いまでは、元気ピンピンさ。よかったね。」
「1丁目のスーパーのおじさんは、エサをくれるだけじゃなくて、いつもボクたちに、中学校に行っている娘がかわいいって話を聞かせてくれるんだよ。何丁目に住んでいるのかなぁ ? ボク、会ってみたいな。」
スズメたちのかわいらしいおしゃべりを聞いていたら、博士はとっても幸せな気分になってきました。
「この機械をみんなに配ったら、みんなも幸せになるに違いない。」
博士はそう思い、その日からスズメのおしゃべり聞きマシーンを大量に作り始めました。
博士の考え通り、その機械をつけた町の人たちはみんなニコニコの顔になりました。スズメのおしゃべりを聞いている人たちは、知らないおばあさんでも、病気をしていないか見に行ってくれたり、困っている人を進んで助けてくれたり、学校に通う中学生に元気に挨拶をしてくれる人になりました。
スズメたちは、今日もこの町の人々のやさしさを話しています。
じゃ、おやすみ。


2012-10-30 14:40  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

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